1日の流れで大きく見てみると、血圧は昼間に高く、夕方から夜にかけて下がります。 その後起きて活動する準備のため、寝ている間の早朝から目覚める時間に向かって上がっていきます。 中には、その朝の血圧上昇が大きく急激な人や、夜間も血圧が下がらず高いままの人がいて、朝の血圧が高いことを「早朝高血圧」と呼んでいます。
血圧はいつが一番高い?
血圧は1日の間でも変動します。 通常、睡眠中は低く、朝になると起床前からゆっくり上昇し、昼間の活動量が多い時間帯には高くなります。 夕方になって活動量が減ると血圧も低下し、睡眠中はさらに低くなります。 また、運動や食事、感情の変化の影響で変動することもあります。
血圧が上がる時はいつ?
通常は、朝目覚める直前ごろから血圧が上がり始め、午前中は高く、午後から少しずつ下がり始め、夕方に少し高くなり、夜から睡眠中にかけて大きく下がります。
血圧測る時間はいつ?
基本は起床後と就寝前の2回。 朝は起きて1時間以内、トイレを済ませ、食事や薬を飲む前に測ります。 血圧計にはいろいろなタイプがありますが、正しく血圧を測るために「正しい姿勢で測定すること」が重要なポイントです。
血圧が高くなるのはどんな時?
塩分の取りすぎ塩分の摂り過ぎると、血液中の塩分濃度が高くなります。 濃度を下げるために水分を体に溜め込み、その結果血液量が増えるため血圧が上がる。 ストレスストレスは交感神経の働きを高めるため、心拍数が上がるなどした結果、血圧が上がる。 喫煙喫煙は、末梢血管の収縮するため血圧が上がる。