一つは、運動発達が大きく伸びているときです。 どの赤ちゃんでも、立っち、あんよと運動発達がステップアップする度に、一時期よだれが多くなります。 特に、1人で歩き始めて間もないころは、口を開けてバランスを取るため、たくさんよだれが出ます。 もう一つは、鼻で呼吸しづらく、口呼吸になってしまったときです。
1歳 よだれが急に増えた?
生後3ヶ月くらいからよだれが増え、離乳食開始、乳歯が生える時期に、さらに増えます。 1歳、2歳くらいからは、よだれの垂れも少なくなるようです。 赤ちゃんは、口を閉じる筋肉が未発達な上に、鼻づまり等で口呼吸をして、口を開いたまま過ごします。 口が閉じたままなら、よだれも出ません。
生後1ヶ月 よだれが増えた?
よだれが出るということは、消化機能が発達してきたともいえますね。 しかし個人差が大きいため、生後1ヶ月でよだれが出る子どももいれば、3歳頃までよだれが出る子どももいます。 少し時期が早い、遅いからといってあまり心配しすぎず、個人差として受け止めてあげてくださいね。
5歳 よだれが多い?
お子さまの症状から「よだれ」について考えられることは、唾液量の問題よりも、口が開いていることでよだれが生じる可能性が考えられます。 5歳で巨大扁桃腺とアデノイド肥大と診断されているので、このような場合には、口呼吸(鼻ではなく口で呼吸)の習慣が身についていたのではないでしょうか。
よだれ出てくる時期?
赤ちゃんのよだれが出始めるのは生後2、3か月頃からが一般的で、生後8か月から9か月頃には口の周りの筋肉がついてきて唾液を飲み込むことも上手にできるようになるといわれています。 一般的には、おおよそ1歳頃になるとよだれが落ち着いてくるようです。