3歳を過ぎてもよだれが多いと感じるのは、お口を閉じることや唾液の飲み込みがうまくできていないからかもしれません。 成長とともに遊びやものごとに集中すると口が開きっぱなしになってしまい、常に口呼吸の状態でよだれが目立つという、口腔の機能的発達とは別の原因も考えられます。
よだれ いつまで 3歳?
さて、小児科でよく見かけるよだれは、真性では歯牙萌出期(乳歯の生える時期)によるものが多く、生後四―五カ月ごろから始まります。 これは乳歯が生える時の刺激により、唾液の分泌が高進するためです。 たいていは嚥下運動が上手になり、離乳が完了する一―二歳までには改善しますが、三歳ごろまでよだれの多い子も時々見かけます。
子供のヨダレは何歳ごろまでてるのか?
赤ちゃんのよだれが出始めるのは生後2、3か月頃からが一般的で、生後8か月から9か月頃には口の周りの筋肉がついてきて唾液を飲み込むことも上手にできるようになるといわれています。 一般的には、おおよそ1歳頃になるとよだれが落ち着いてくるようです。
よだれが多い 2歳?
ちょうど乳歯の生える6〜7か月ころによだれが増えやすいのは、歯が生えたり、口を使って舐めたりしゃぶったりする刺激で唾液の分泌が増えることもありますが、座位になって唾液が口の中に溜まり、まだ唇が上手に閉じられない(口唇閉鎖がうまくできない)ため、よだれとして流れ出やすいからです。
5歳 よだれ多い?
お子さまの症状から「よだれ」について考えられることは、唾液量の問題よりも、口が開いていることでよだれが生じる可能性が考えられます。 5歳で巨大扁桃腺とアデノイド肥大と診断されているので、このような場合には、口呼吸(鼻ではなく口で呼吸)の習慣が身についていたのではないでしょうか。