虫刺されに使われるアンモニア水は典型的な塩基性の物質です。 同じ酸性を示す物質でも強酸と弱酸、塩基性を示す物質は強塩基と弱塩基とに分類して考えることがあります。
アンモニア水は何性?
アンモニア ・無色透明で強い刺激臭のある気体。 ・水,エタノールによく溶ける。 ・水溶液は弱アルカリ性。
アンモニア 水 塩基性 なぜ?
アンモニアは水に溶けるとアンモニウムイオンになります。 どっちのイオンになりやすいかは物質によって様々です。 アンモニアは水の水素イオン(H+)と結合したため、溶液に存在しているのはOH-なので液性はアルカリ性ということになります。
アンモニア水と塩酸 何性?
今回の場合は塩酸は強酸で、アンモニアは弱アルカリ性なので、反応後は弱酸性になるという感じです。
何性か調べる方法?
BTB溶液 酸性→黄色、中性→緑色、アルカリ性→青色 次に紹介するのが BTB溶液 です。 BTB溶液を水溶液にたらすと色が変わります。 酸性なら黄色、中性なら緑色、アルカリ性なら青色 に変わるのです。 酸性は リトマス紙を赤に、BTB溶液を黄色に変えます。