アンモニア水アンモニア(NH3)は、無色透明で強い刺激臭のある気体で、水に非常によくとける。 アンモニアがとけ込んだ水がアンモニア水で、強いアルカリ性を示す。 沸とう石を入れてアンモニア水を加熱すると、アンモニアが気体になって発生する。
アンモニアの生成 加熱 なぜ?
なぜ、わざわざ加熱する必要があるのでしょうか? 塩化アンモニウムと水酸化カルシウムは、どちらも粉っぽい物質です。 粉っぽいものどうしは反応しにくいので、 加熱することで反応を進めている のですね。
塩酸を加熱するとどうなるか?
・ 塩酸や炭酸水を同じように熱すると,蒸発皿に何も残りません(水道水で薄めた場合はわずかに 水道水に含まれた物質が残ります)。 このことから,気体が溶けていることを理解させることもで きます。
アンモニア水 何が入っている?
アンモニアすい【アンモニア水 aqueous ammonia】 アンモニアNHの水溶液。 工業的には安水ともいう。 日本で市販されている濃アンモニア水は28%(約15mol/l),日本薬局方のアンモニア水は10%のアンモニアを含む。 アンモニアガスを,冷却しながら蒸留水に溶かして製する。
アンモニアを飲むとどうなる?
飲み込んだ場合、喉、胃腸障害の症状を起こす。 吸入した場合、鼻、喉を激しく刺激し、呼吸困難となる。 目に入った場合、角膜腐食、結膜炎を起こす。