はじめは血液の停留が起きるため浮腫が増強しますが、徐々に側副血行路により浮腫は改善します。 しかし、主となる部分への血流が途絶えるため、感覚障害や血流障害だけでなく、最悪の場合壊死を起こす可能性があります。 よって、気泡を除去することが重要となります。 17 мая 2021 г.
点滴ラインに空気が入るといけないのはなぜか?
チューブ内に空気が入ったまま点滴静脈内注射を行うと、血管が空気塞栓(そくせん)を起こす危険性が生じるためです。 空気塞栓というのは血管内に侵入した空気が血管を閉塞させた状態のことで、胸痛、チアノーゼ、血圧低下、頻脈などの症状が現れます。
Aライン 採血 なぜ?
Aラインは、空気が流入する可能性があるため、細心の注意を払いながらプライミングや採血を実施します。 これは、空気や気泡によって末梢側の空気塞栓を予防するためです。
点滴に空気が入ったらどうなる?
処理できないくらいの『空気』が入ると、空気塞栓という状態になります。 空気が心臓の右心系に入り、肺動脈へと流れますが、肺動脈で空気塞栓の状態となり、肺胞毛細血管まで血液が行かなくなります。 その結果、肺胞でのガス交換ができなくなり、最悪の場合は急性循環障害で死亡することもあります。
Aライン なぜとる?
動脈からとるラインのこと。 「A」は動脈をあらわす英語、arterialに由来する。 Aラインは連続的な血圧測定ができるので、観血的・連続的に循環動態をモニタリングする必要がある緊急時に挿入されることが多い。 それ以外にも、頻回に血液ガス測定をおこなう必要のある方や採血のためにも使われる。