アレルギーの患者さんでは、鶏卵やスギ花粉、ダニ、ハチ毒など、それぞれのアレルゲンに対して固有のIgE抗体がつくられます(特異的IgE抗体といいます)。 このIgE抗体は、血液や皮膚、腸などに存在するマスト細胞という細胞に結合します。
アレルギーの原因となる抗原はどれか?
アレルギーの原因となる物質を「アレルゲン」または「抗原」といいます。 花粉、ダニ、ハウスダスト、食物、薬物など、私たちの身のまわりには多くの種類のアレルゲンがあります。 どのアレルゲンに反応するかは人それぞれです。
アレルギーになるのはなぜ?
アレルギーのしくみ アレルギーの原因となる物質を「アレルゲン(抗原)」といい、私たちの身のまわりには、食物、花粉、ダニなど多くのアレルゲンが存在します。 このアレルゲンが体の中に入ると異物とみなして排除しようとする免疫機能がはたらき、「IgE抗体」という物質が作られ、この状態を「感作」といいます。
IgE抗体が関与するのはどれか?
IgE抗体が関与するのはⅠ型(即時型)アレルギー反応である。
IgE抗体 なぜ作られる?
体に入ってきた異物がアレルゲンとみなされると、白血球の1つのリンパ球により「IgE抗体」という抗体がつくられます。 IgE抗体はつくられた後、血液中を流れて皮膚や粘膜などの組織にいる「マスト細胞」や血液中を流れる白血球の一種である「好塩基球」の表面にくっつき、アレルゲンを待ち構える状態(感作)になります。