アルツハイマー病というのは、認知症の原因疾患の一つです。一方、認知症は病気ではなく、病気によって引き起こされる症状のことです。 認知機能の低下により、社会生活や日常生活に支障を来した状態です。 アルツハイマー病は、脳にアミロイドβというタンパク質の蓄積が原因で、認知機能の低下を引き起こす病気です。
認知症はどんな症状?
認知症は、脳の細胞がさまざまな原因で減少したり、働きが悪くなったりすることによって、記憶や判断力の障害などが起こった状態です。 認知症になると、ごはんを食べたことを覚えていない、自分のいる場所がどこなのかわからない、できたはずのことができなくなるなど、日常的な社会生活や対人関係に支障が生じます。
アルツハイマー型認知症の原因は?
アルツハイマー型認知症の原因 アルツハイマー型認知症は、脳にアミロイドβやタウタンパクというたんぱく質が異常にたまり、それに伴い脳細胞が損傷したり神経伝達物質が減少したりして、脳の全体が萎縮して引き起こされると考えられています(諸説あり)。
認知症になるとどうなるのか?
「認知症」ってどんな病気? 「認知症」とは老いにともなう病気の一つです。 さまざまな原因で脳の細胞が死ぬ、または働きが悪くなることによって、記憶・判断力の障害などが起こり、意識障害はないものの社会生活や対人関係に支障が出ている状態(およそ6か月以上継続)をいいます。
認知症の他の病気は?
今回のblogでは認知症疑いで当院を受診された方で、精査を行うことで他の病気が見つかった例をいくつか紹介したいと思います。うつ病 ... 慢性硬膜下血腫 ... 他の脳血管障害 ... 水頭症 ... 側頭葉てんかん ... 低活動型せん妄