強い炎症を伴う場合はすみやかに切開(表面の皮膚を少し切ること)して、膿みを外に出しますが、特に赤みや痛みを伴わない場合は、外科的切除手術(メスを使ってアテロームを表面の皮膚ごと切り取って縫ってしまう)をすることになります。 巨大なものでなければ、局所麻酔の日帰り手術が可能です。
粉瘤 どうしたらいい?
粉瘤はサイズが小さくても薬では治せないので、基本的に外科手術となります。 粉瘤の大きさが5mm~5cm未満の場合は、「くりぬき法」といって、皮膚に小さい穴を開けてそこから袋ごと吸い出す方法を行うのが一般的です。
アテローム どうやってできる?
原因として何かが原因で皮膚の毛穴の一部がめくれてしまって皮膚の下にできた袋の中に、角質や皮脂などが溜まってできる場合や、手足にできる粉瘤の中では「ヒトパピローマ(乳頭腫)ウイルス」に感染することでできたり、また手術の傷や外傷が原因で袋ができてしまうことが判明していますが、その発生原因の多くは謎に包まれたままです。
粉瘤 潰れた どうする?
粉瘤が破裂した! 応急処置は? 自分で膿を出したり、除去したりしようとせず、患部を清潔な状態にして、できるだけ早く皮膚科などを受診してください。 もし粉瘤が破裂してしまった場合は、ほかの部分が感染しないよう、清潔なガーゼなどで軽く抑え、速やかに受診しましょう。
粉瘤 できたらどうする?
粉瘤は、小さい状態でも自然治癒することはほぼないです。 皮膚科できれいに除去してもらうなどの治療をおすすめします。 塗り薬や飲み薬を用いた治療では、炎症を抑えることができても、根本的な完治はできません。