アトピー性皮膚炎では皮膚のバリア機能が低下している その結果、角層のバランスが崩れ、外からさまざまな刺激やアレルゲンが侵入しやすくなります。 アレルゲンが皮膚から侵入すると、それを攻撃し、からだの外へ追い出そうとする免疫細胞と結びつき、ヒスタミンという物質を出すことで炎症が起こります。
アトピー性皮膚炎 なぜ痒い?
アトピー性皮膚炎はアレルギー疾患のひとつで、ダニ・ハウスダスト・食物などアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)が、皮膚の内部に侵入し、炎症やかゆみを引き起こしているものと考えられます。
アトピー 増加 なぜ?
この数十年来、アトピー性皮膚炎の患者数が増加した原因としては大気汚染や家屋の密閉による室内アレルゲンの増加(特にダニ)や食生活の変化によるたんぱく質摂取量の増加などが挙げられています。
アトピー 悪化 なぜ?
アトピー性皮膚炎には、季節ごとにも悪化要因があります。 春・秋は花粉、冬は乾燥、そして夏の最大の悪化要因は、汗、汚れ、紫外線です。 汗をかくと、かいた汗が刺激となってかゆみが強くなります。 気温も湿度も高い夏は、体の中に熱がこもりやすく、かゆみが増す原因になるのです。
アトピー カサカサ なぜ?
アトピー性皮膚炎になると、皮膚のバリア機能が低下し、肌内部の水分が蒸発しやすくなります。 外部のさまざまな刺激に免疫が過剰反応を起こして炎症しやすくなるうえに、肌の水分量が足りないことから乾燥にも悩む方が多いのです。