メラニンをつくっている細胞は、髪を生みだす毛母細胞にメラニン色素を受け渡すことで、毛髪に色を与えています。 このメラニン色素が何らかの原因でつくられなくなると、毛髪は色を失い、光を反射して白く見えるようになります。 これが白髪です。 29 нояб. 2021 г.
白髪 なぜ生える 若い?
個人差はありますが、30代後半で増え始める方が多いようです。 一方、明確な定義はありませんが、一般的に10代~20代で生えてくる白髪のことを「若白髪」といいます。 若白髪は遺伝やストレス・食生活の乱れなどが原因で生えるともいわれており、健康維持のために生活習慣を見直す方が増えてきました。
毛先が白い なぜ?
髪はケラチンというタンパク質の繊維がいくつも重なった束状に形成されています。 この繊維がちぎれてしまうと、束状のまとまりを失い、繊維がキューティクルの外側に飛び出すことがあります。 この部分が白く見えるのが、毛先や毛の途中が白くなる理由なのです。
白髪はなぜ伸びるのが早い?
先ほども述べたように、黒髪は生える際にメラニン色素を含み色を付けて生えてきます。 しかし、白髪はこの色を付ける工程がないため黒髪より早く生える印象があるのですね。 工程が少ないことにより、白髪は伸びるための力が有り余っており伸びることだけに集中できるため、黒髪より強いのです。
白髪はどこから生えてくる?
髪を作り出しているのは、頭皮に埋まっている毛根の底にある毛球です。 毛球の中にある毛乳頭が毛母細胞に指令を出して、タンパク質を合成し、ケラチンという角質を生み出します。 この角質が、髪の毛です。 古いケラチンが毛根から押し出されることによって髪が伸びていくため、白髪も髪の根元から白くなっていきます。