残念ながら、白内障になりにくい体質については良く分かっていません。 しかしながら、白内障の発症リスクを高めるものとして喫煙、飲酒、紫外線が挙げられていますので、禁煙、深酒をしない、サングラスをかけるといったことを心がけると良いでしょう。 また食生活を見直し、積極的に抗酸化物質を摂取するようにしてはいかがでしょうか。
白内障は誰でもなるのか?
加齢が原因の白内障は、年を重ねれば誰にでも起こる眼の老化現象の1つと言われています。 水晶体は、主に水分とタンパク質で構成されており、レンズの役割と紫外線をカットする働きを担っています。 長年の紫外線暴露によって活性酸素が増加すると、水晶体に含まれるタンパク質が変性し、老人性白内障の原因になると言われています。
白内障になりやすい人はどんな人?
白内障になりやすい人 水晶体が濁るのは、加齢が最大の原因です。 糖尿病やアトピー性皮膚炎の人も、白内障になりやすいことがわかっています。 また、過去に目をけがした人、ステロイド薬を使っている人、長期間目の病気がある人、目の手術を受けた人なども、早く白内障になる傾向があります。
白内障の主な原因は何?
白内障になる原因のほとんどは加齢によるもので、高齢者社会である日本ではよくある病気と考えられます。 目の中の水晶体と呼ばれる部分が、濁ることで起こる疾患です。 水晶体が濁る原因としては、加齢によって水晶体の成分であるたんぱく質(クリスタン)が変化することと関係しています。
白内障は何歳から発症しますか?
白内障は、中高年以降の年齢で発症しやすくなる病気です。 50代では40~50%、60代で70~80%、70代で80~90%、80歳以上の場合はほぼ100%の確率で白内障の症状が見られるようになります。