白内障を放置していると水晶体が膨らんでいき、眼球内の水を排出する隅角が塞がってしまいます。そうなると一気に眼圧が急激に上昇する状況が続くため、急性緑内障を引き起こす原因となるのです。 緑内障は日本の失明原因トップであり、急性緑内障によって視野欠損すると二度と元には戻りません。
白内障って何歳ぐらいからなるの?
症状について 何歳位から発症しますか? 発症頻度は40歳代から進行しはじめ、50歳代では40~50%、60歳代では70~80%、70歳代で80~90%、80歳以上はほぼ100%の人に白内障の進行がみられるようです。
白内障で失明しますか?
それほどポピュラーな病気ですが、国内での白内障による失明率は3%程度と非常に低く、その3%も、放置した事による場合が多いとされています。 きちんと眼科を受診することで、失明することはまずないと考えてよいでしょう。 しかし、世界的に見ると、白内障による失明率は、他の眼病による失明率と比べても1位となっています。
白内障の手術をするとどうなる?
重篤な場合は失明に至ることもありますが、手術後にきちんと目薬を差してケアすることで、リスクを抑えることができます。 一時的に眼圧が上がり、吐き気や頭痛が生じることがあります。 白内障手術で見え方が改善されても、しばらくすると再び視力低下や眼のかすみを感じることです。
白内障の初期にみられる症状はどれか?
症 状 初期ではこれといった症状はみられません。 進行するにつれて、目がかすむ、ぼやけて見えにくい、ものが二重三重に見える、光がまぶしく感じるなどの症状が現れます。 晴れた日の屋外がとてもまぶしく感じたり、車の対向車のライトがまぶしく感じたりします。