女性の尿道は男性に比べ短いので、細菌が尿道から入りやすく、膀胱炎を起こしやすいとされます。 細菌が入っても、細菌が増殖する前に排尿をし、膀胱を空にすれば、膀胱炎は予防できます。 このため、排尿を我慢せず、こまめにトイレに行くように推奨されます。
尿意我慢 なぜ?
強い尿意を感じても排尿を我慢することができるのは、外尿道括約筋を収縮させて排尿を抑制しているためです。 排尿を我慢した後に排尿しようとしてもすぐに出ないのは、多量の尿によって弛緩していた膀胱の筋肉が、収縮を始めるまでに時間がかかるからです。
尿意 我慢するとどうなる?
オシッコを我慢して起こりうることはいくつかあります。 まず尿が腎臓に入っていき腎臓に損傷を与えます。 溜まった尿は炎症を起こしますし、尿結石を作り出してしまいます。 膀胱の筋肉が硬くなったり緩くなったりすることは、膀胱の機能に半永久的なダメージを与える可能性があります。
膀胱炎になるとなぜ頻尿になる?
膀胱炎や前立腺炎などの尿路感染が起こると、膀胱の知覚神経が刺激されて頻尿になります。
膀胱炎 何度もトイレ?
頻尿: 炎症で膀胱が頻繁に刺激されるので、トイレに行く回数が増加します。 症状の強い時は10分ごとにいくことも。 産生される尿量はおなじなので、1回ででる尿の量は少なくなります。 濁った尿:膀胱炎になると、菌の影響で濁った尿になります。