保湿剤には製品によって、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、尿素、ワセリン、ビタミンCなど、さまざまな成分が含まれています。 肌の状態によっては、尿素などの成分や製品中の保存剤が、肌を刺激し、かえってかゆみを引き起こすこともあります。
保湿 痒くなる なぜ?
脂溶性=油性クリームは、主に角層を通過して浸透するのに対し、水溶性(ローションやジェル)は主に汗腺や毛穴を経由して浸透・吸収されています。 油性クリームが浸透する際に、角層まで伸びてしまった神経繊維を刺激してしまい、保湿クリームを塗るとかえってかゆみが強くなってしまうことがあります。
なぜ乾燥すると痒くなるのか?
乾燥した肌は、刺激を感知する神経が肌表面にまで伸びてきて、外部からの刺激にも敏感に反応し、かゆみを生じやすくなります。 角層内部の水分や油分のバランスが良く、肌のうるおいが保たれた状態。 肌のバリア機能が正常に働くことで、外部の刺激から体を守っています。
顔 痒い時 どうする?
かゆいときはひとまず患部を冷たいタオルなどで冷やし、かゆみを抑える治療薬を塗るとよいでしょう。 うるおいバリア機能の低下をもたらす肌の乾燥を改善していくためには、毎日のスキンケアも大切。 洗顔後に肌になじませるだけで肌の保水力を高める乳液タイプの治療薬もぜひ、取り入れてみてくださいね。
乾燥 痒い どうする?
肌がかゆくてたまらないときは、「冷やす」ことが一番です。 冷やすことで知覚神経の興奮を鎮めると、かゆみを抑えることができます。 保冷剤をタオルやハンカチに包んでかゆい部分に当てたり、冷たいシャワーを肌に当てて冷やしましょう。 かゆみや炎症を鎮める治療薬を使うのもおすすめです。