会社に入社すると健康保険に加入し、保険証が交付されます。 保険証は病気やケガなどで診療を受けるとき、医療機関(保険医)の窓口に提示すれば、医療費の一部負担金を支払うだけで必要な治療が受けられる大切な役目を果たす証明書です。 第三者に渡った場合悪用されて損害を被る恐れがありますので紛失しないよう厳重に保管してください。
保険証は何に使う?
病気やケガをしたときは、病院、診療所、調剤薬局に保険証を提示すれば、一部負担金を支払うことで、診察・処置・投薬・調剤などの療養の給付を受けることができます。
保険証がないとどうなる?
健康保険証なしで診察を受けたら、ひとまず、療養費の全額を支払わなくてはなりません。 つまり、療養費の10割すべてを負担し、これを「立て替え払い」と言います。 本来、健康保険に加入している人は、療養費を10割負担する必要はありません。
病院 保険証 コピー なぜ?
医療機関によって保険証のコピーを取られる理由は「本人確認」のためです。 カルテに保険証のコピーを貼れば、本人確認する際の情報の写し間違えがなくなり便利だからです。 現在では、個人情報保護のため、厚生局の指導ではコピーすることは望ましくないとされています。 どうしても嫌な場合は、コピーしないでくださいと伝えましょう。
保険証で何がわかる?
番号を見れば勤務先や保険の種類がわかる 保険証に記載のある番号の中で、保険者番号は勤務先や、保険の種類がおおよそ推測できます。 社会保険の保険証では8桁、国民健康保険の保険証では6桁で構成されています。 社会保険の保険証では最初の2桁が重要となります。