脊椎圧迫骨折の症状 脊椎圧迫骨折の主な症状は、寝返りを打ったときや、起き上がったときに感じる背中の激しい痛み。 背中のほか、腰の部分に痛みが及ぶこともあります。 また、何年も前に起きた圧迫骨折であっても、しっかりと固まっておらずに体を動かすたびに上下の骨がズレて重い痛みを感じる場合もあります。
背骨を折ったらどうなる?
背骨が損傷すると、同時に脊髄も障害されてしまいます。 これを『脊髄損傷』といいます。 一瞬にして四肢麻痺、手や足が動かなくなってしまい、寝たきりまたは車いすの生活になってしまいます。
腰 骨折 どうなる?
腰椎圧迫骨折の主な症状は強い腰の痛みです。 多くは寝返りや起き上がりなどの動作時に強い痛みを訴えます。 さらに、骨折の進行によって神経障害が起こり、下肢の痛みやしびれなどの症状が出現することもあります。 また、背骨のがんが併発している場合などには、骨折が重症化しやすく、強い神経障害を引き起こす可能性もあります。
背骨の圧迫骨折は治りますか?
骨折は背骨の椎体の後ろの部分から治ってきます。 早い人でも受傷後2週から、多くの人では3~4週から骨が形成されてきます。 すると大概の人は楽になったといわれますが、背骨の前の部分が治るまで変形は進行しますので治療を継続することが大切です。 骨折が治ると体動時腰痛は完全に消失します。
背中骨折どうなる?
圧迫骨折が起こると、背骨のカーブが変曲し、背が縮んだり、背中が曲がるなどの姿勢や身長の変化があらわれます。 寝返りをうったときに痛みが出るなど、体を動かしたときに痛みが起こりやすくなります。 また、背筋をまっすぐ伸ばせなくなるため、これまで取れた高さのものが取れなくなったり、バランスが崩れて転倒しやすくなります。