片方だけ常に鼻詰まりを起こしている場合には、鼻中隔弯曲症の場合が多く、片方だけに鼻茸ができている可能性もあります。 左右が交互に鼻詰まりを起こす場合は、鼻中隔弯曲症が疑われます。 鼻血を伴なう場合には、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎のほか、鼻内腫瘍の疑いもあります。
鼻水 片方だけ なぜ?
片方だけ慢性的な鼻詰まりがあるというケースでは、鼻中隔彎曲症が疑われます。 鼻中隔彎曲症は左右の鼻の穴を隔てている鼻中隔が大きく彎曲して起こっていますが、かなり重度の彎曲があっても見た目ではわからないことがほとんどです。 また、子どもはアデノイドが鼻腔を塞いていて鼻詰まりを起こしている可能性もあります。
必ずどちらかの鼻が詰まってる?
鼻づまりの症状がなくても「右に比べて左の通りが悪い」といった、鼻の状態には左右差があります。 また、風邪を引いたときや花粉症の時期などに、片方ずつ交互に鼻がつまることもあると思います。 これは「ネイザルサイクル」と呼ばれる現象で、自律神経が両方の鼻が同時に詰まることがないように調整してくれているのです。
いつも同じ側の鼻が詰まる?
しかし、強く曲がっているために、いつも鼻が詰まって、口呼吸やいびき、においがわからないなどの症状がある場合を鼻中隔弯曲症といいます。 いつも同じ側の鼻ばかり詰まる人は、この病気の疑いがあります。 鼻づまりなどの症状が改善しない時は治療(鼻中隔矯正術)の対象となります。
鼻づまり 脇 なぜ?
脇の下にペットボトルを20秒ほど挟み続けると、反対側の鼻の穴が1~2分間通るようになります。 これは脇の皮膚の下に交感神経が通っていて、鼻甲介(びこうかい)とつながっているからです。 交感神経を刺激すると鼻甲介の血管を収縮させ、一時的に鼻の穴が開くのです。