鼻粘膜が腫れると鼻詰まりを感じるようになりますが、鼻とつながっている副鼻腔(骨の中の空洞)にも空気が入りにくくなります。 これを副鼻腔の換気障害といいますが、換気障害で副鼻腔内が陰圧となることで頭痛が発生します。
蓄膿症 頭痛 どんな感じ?
蓄膿症の場合、頭痛のほかに頭が重たい感じ(頭重感)伴うことが多くあります。 頭を下に向けた時に痛みが強くなります。 膿がたまっているところの副鼻腔を押したり、叩いたりしてみると痛みを感じられるかもしれません。 例えば、前頭洞に膿がたまっている場合には眉間の、上顎洞に膿がたまっている場合には頬の痛みを感じます。
鼻の奥に何かある 頭痛?
「副鼻腔」とは、鼻の穴の奥にある空洞です。 この副鼻腔の粘膜に、ウイルスや細菌などが感染すると炎症が起こります。 その炎症が頭痛の原因です。 また、副鼻腔と鼻腔の通り道は狭いので、粘膜が炎症を起こして腫れると通り道はふさがってしまいます。
ちくのうしょう 頭痛 どの辺り?
副鼻腔炎による頭痛(急性鼻副鼻腔炎による頭痛)では、目の奥やおでこあたりが痛むと感じることがあるので、医療機関を受診する際には、医師に「頭の痛む場所」や、鼻づまりなどの「症状」、頭痛が起こり始めた「時期」などを伝えるようにしてください。 片頭痛をもっている方が副鼻腔炎になると、片頭痛が悪化することがあります。
蓄膿症 頭痛なんで?
特に急激に炎症が強くなり副鼻腔内に膿が急にたまってきた場合たまってきた膿が副鼻腔の壁を圧迫することで頭痛や顔面痛の原因となります。