吸気中の塵やほこり、皮脂腺からの分泌物、粘液が混合し乾燥したものが鼻くそとなる。 鼻腔外側壁の構造 ほこりっぽいところや、鼻の分泌物が増えると鼻くそがたまりやすくなる。 鼻呼吸がしづらくなって、指でほじると、いじったところに湿疹や傷が出来、更にそこから細菌が進入すると鼻の周囲が赤く腫れることがある。
鼻くそ 何者?
鼻くその大元は、大気中のごみやほこり、ハウスダストや微生物。 これらの汚れが体内へ侵入しないように守ってくれるのが、鼻毛や粘液です。 体内への侵入を阻止された汚れは、粘液と混ざり合って鼻水に変化します。 その鼻水が乾燥したものこそが、鼻くその正体なんです。
鼻くそ どうする?
ほじった鼻くそは主にどうやって処理しますか? 1位は、全体の39.78%が回答した「まるめて、ティッシュにつつんで捨てる」。 2位は「まるめて、ゴミ箱にいれる」(20.78%)でした。 今回の調査では70%近くの人が取り出した鼻くそをまず「まるめる」ことが判明。
鼻くそ なぜ固まる?
こたえ:空気中のゴミが粘液(ねんえき)で固まったものです。 わたしたちの周りの空気には、ほこりやカビ、花粉、細菌(さいきん)、ウイルスなど、たくさんのゴミがふくまれています。 これらを空気といっしょに体内に吸いこむと、病気になってしまうかもしれません。
鼻くそを取らないとどうなる?
キムシノ氏 「鼻くそをためたままだと、多くの細菌が増殖し、鼻毛の付け根部分の毛嚢(もうのう)や皮脂腺に感染が起こり、『鼻前庭湿疹』や『鼻せつ』という鼻のおできができることも。 鼻くそから毛嚢炎、おできのようなものができる鼻(び)せつが悪化すると切開などが必要なこともあり、激痛となります。