ミレーナは、生理中~生理が終わって1週間以内に装着することが望ましいとされています。 生理後1週間を越えてしまうと内膜が厚くなり、避妊リングが子宮内より剥がれ落ちる可能性が考えられるためです(自然脱落)。
避妊リング つけるとどうなる?
①重大な副作用としては、骨盤腹膜炎(0.8%)子宮外妊娠(0.2%)、子宮穿孔(0.1%)が起こり得ます。 ②装着時または除去時に迷走神経反射のため気分不快、徐脈、まれに失神が起こることがあります。 てんかんの方はてんかん発作が誘発されることがあります。 ③挿入後数日間は少量の出血、軽度の下腹痛があります。
生理痛の避妊リングは?
ミレーナとは 黄体ホルモンであるレボノルゲストレルが付加された避妊リングで、挿入すると持続的にホルモンを放出するため5年間にわたって高い避妊効果が得られます。 また、経血量が多い・月経痛が強いといった症状の緩和にも大きく役立ちます。
ミレーナ 生理こないなぜ?
ミレーナ装着後の日数の経過とともに月経の回数が減り、 1年後には 約20%の方で月経が起こらなくなります。 これは、ミレーナの成分である レボノルゲストレルの効果によって子宮内膜が厚くならないことによるもの です。
避妊リングのリスクは?
ミレーナ挿入から数日間は、出血・下腹部痛・腰痛・おりものなどが生じる可能性があります。 また、ミレーナ装着から3〜6ヵ月間は、少量の出血が生理日以外に見られることもあります。 このような症状は、時間の経過とともに徐々に落ち着いていくため、ご安心ください。