鼻茸の症状鼻茸により鼻腔が狭まることで、鼻づまり、嗅覚障害、頭痛などの症状が見られます。 その二次的な症状として、鼻呼吸が減り、口呼吸の癖がついてしまいます。
鼻茸 放置するとどうなる?
鼻茸(鼻ポリープ)は、放置しておくと大きくなり、鼻症状がひどくなる可能性があります。 早めに受診し、検査と治療を受けることが必要です。 鼻づまりや「匂いがわからない」など、続く鼻症状は治りにくい慢性副鼻腔炎かもしれません。 こうした症状が見られる場合は、早めに病院へ行って相談しましょう。
鼻茸ってどんなの?
「鼻茸」は、鼻の奥の「副鼻腔(ふくびくう)」という骨で囲まれた空間の粘膜が腫れて垂れ下がりキノコのようになっている状態をいいます。 1個だけのこともあれば、複数できている場合もあります。 多くの場合、慢性副鼻腔炎に合併してできます。 鼻茸は慢性副鼻腔炎の約10-20%の方にできていると言われています。
鼻茸 どうやってわかる?
ドロドロか、鼻茸はなたけ(鼻ポリープ)と呼ばれるポリープ状のできものがあるかなどを調べます。 CT検査で、鼻の中の空洞に膿がたまっているかどうかを確認します。 内視鏡で見えにくい場所の状態をみることができるので、鼻茸が詰まっている部分を詳しく知ることができます。 「匂いがわからない」など、治りにくい慢性副鼻腔炎かも?
鼻茸はどうしてできるの?
鼻茸の原因 上顎洞(頬の下の骨の空洞)や篩骨洞(目と鼻の間の空洞)などの粘膜で炎症が起こり、白く膨らんで垂れ下がって鼻茸となります。 キノコ状の形となることから、このような名称がついています。 慢性鼻炎や副鼻腔炎の方によくみられます。