鼻の中で何かいつもと違ういやな臭いがする、鼻水が臭いといった症状は、副鼻腔炎など鼻におこった何らかの疾患によるものかもしれません。 そうした臭いにともなって、鼻づまりや頭痛、口臭などの症状に気づいたら、早めに耳鼻咽喉科を受診してください。
鼻水が臭いのはなぜ?
鼻から嫌な匂いがする症状の原因の多くは、鼻の奥にある副鼻腔という空洞に溜まっている膿から放たれる悪臭であると考えられます。 こうした症状は、風邪や花粉、ストレスなどの影響やカビなどの真菌によって副鼻腔に起こった炎症部分に菌が繁殖し、膿が生じて起こるものです。
風邪の鼻水の匂いは?
このように風邪による鼻炎が原因となり、副鼻腔まで急激に炎症が広がると急性副鼻腔炎と呼ばれ、臭いのあるどろっとした、黄色っぽい膿が、鼻水に混ざって排出されるようになります。 黄色っぽい鼻水が緑っぽい色に変化する時は、炎症が悪化している可能性があり、より臭う場合もあるでしょう。
鼻が臭い何の病気?
蓄膿症・副鼻腔炎とは? 蓄膿症とは、膿が副鼻腔内に溜まることが原因で、鼻づまりや、鼻腔から嫌なニオイがするなどの不快な症状が起こる病気です。 風邪・花粉・カビなどにより、鼻腔が炎症しその症状が長引くと、鼻の奥にある副鼻腔に炎症を起こします。
鼻炎の臭いは?
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)になると、どろっとした鼻水が出て、鼻から嫌な臭いがするようになります。 鼻水が臭いと言われて相談に来られる患者様もいらっしゃいます。 慢性副鼻腔炎(蓄膿症)は、主に粘り気のある黄色い鼻水や頭痛、頬の痛みなどの症状があり、副鼻腔にある分泌物や膿が排出できなくなっている状態です。