鼻には「においをかぐ」という働きのほかに、温度や湿度を適度に調整し、吸い込んだ空気に含まれる異物を取り除く働きをしています。 よって鼻うがいをおこなうことで花粉やウイルスを体外に流しだし、鼻腔の環境を整える効果が期待できます。
鼻うがい 何がいい?
のどのうがいと併せて、鼻洗浄(鼻うがい)を行うことにより、アレルギーの原因となる物質がなるべく鼻腔内に付着しないようにすること、鼻水を流して鼻の通りをよくすることができます。 鼻の粘膜を湿らせておくことで乾燥を防ぎムズムズ感を軽減します。 また、風邪やインフルエンザの季節にも、細菌やウイルスが侵入することを防ぎます。
鼻うがいはどうやるの?
①洗面器に2リットルの0.9%食塩水を入れます。 ②片方の鼻の穴を指で押さえながら、洗面器の食塩水に顔を近づけて、もう片方の鼻の穴から食塩水を吸い込みます。 このとき食塩水を飲み込まないようにします。 ③洗面器から顔をはずして、吸った鼻の穴から食塩水を出します。
鼻うがい どうなる?
鼻うがいを行うことで普通に鼻をかんだだけでは排出できないホコリやウイルスを洗い流せるようになります。 花粉症で悩まされている方は、かなり多くいらっしゃると思いますが、花粉も鼻うがいで洗い流すことが出来ます。 鼻うがいをすることで花粉症の症状を和らげることが出来ます。
鼻うがい 痛いのはなぜ?
鼻うがいは怖そう、痛そう、つらそう… なんて声も届きますが、一度やってみるとまったくそんなことないことが分かると思います。 実は、鼻に水が入った時つーんと痛いのは水と鼻水の「浸透圧」が違うからです。 鼻水は痛くありません。 そうです、鼻の洗浄液を鼻水と同じような塩分濃度にすればまったく痛くありません。