鼻に真水が入るとツーンとしますが、これは体液と水の浸透圧が違うために起こります。 そのため鼻うがいでは、体液と同じ浸透圧である、0.9%の食塩水を使って行います。 人間の体温と同じか少し温かい36~38℃程にしたぬるま湯がいいでしょう。 18 февр. 2016 г.
鼻に水が入ると痛いのはなぜ?
塩分濃度の薄い水が細胞膜に触れると、濃度の濃い細胞の内側の水を薄めようと移動し、その結果、細胞が膨れます。 細胞が膨れるということは、細胞にとって危険な状態であり、それを察知する細胞の感覚センサーが反応し、痛み情報として脳に伝えます。 それが、水が鼻の奥に入ったときに起こる、あの「ツーン」とした独特の痛みなのです。
鼻うがい なぜ痛い?
実は、鼻に水が入った時つーんと痛いのは水と鼻水の「浸透圧」が違うからです。 鼻水は痛くありません。 そうです、鼻の洗浄液を鼻水と同じような塩分濃度にすればまったく痛くありません。 人間の体液は塩分濃度0.9%です。
鼻水 塩分 なぜ?
鼻水がしょっぱい理由 ご存知の方は少ないと思いますが、実は鼻粘膜は毛細血管が多く張り巡らされていて、その血管からにじみ出てきます。 血液の中には塩分が1%含まれており、鼻水になる際塩分が移行するため鼻水が口に入るとしょっぱいと感じる…というのがこの疑問の答えでした。 ちなみに涙も血液からできていますよ。
鼻うがいの副作用は?
鼻うがいをする際には生理食塩水を鼻からゆっくりと注入していくのですが、この際に唾液や洗浄水を飲み込んでしまうと、耳管と呼ばれる部分に水が入り、中耳炎を起こすことがあります。 また、鼻腔の中に水分が残っている状態で鼻をかんでも、中耳炎の原因となります。