鼻血はどれくらい出ると命に危険がありますか? 体重60㎏の人の全血液量は体重の8%約4800mlです。 短時間で全血液量の .
鼻血 どのくらい?
鼻血の約90%はキーゼルバッハ部位と呼ばれる鼻の入り口付近の血管が傷つくることで出血が起こります。 適切な対応をすればほとんどの鼻血は30分以内には治まり、おおむね問題はありません。
何度も鼻血が出る?
鼻血が頻繁に出る主な原因は、「外傷」です。 ほとんどの鼻血は自分の指で鼻腔をいじる(鼻をほじる)といった行為によるものであり、これは海外の論文などでも明示されています。 外傷以外の鼻血の原因には、「粘膜の障害」や「乾燥」があります。 冬期など、肌が乾燥する時期は鼻粘膜も乾燥しやすく、出血しやすい状態になります。
鼻血 どのくらいで止まる?
鼻血は、正しい方法で止血すれば、通常5~10分で止まります。 鼻の中の仕切り(鼻中隔)の粘膜の前の方、ちょうど小鼻の内側あたりには、毛細血管が網の目のように密集した部分があります(キーゼルバッハ部位)。 鼻血のほとんどはこの部分が傷ついて出血します。 したがって、鼻血を止めるにはここをしっかり圧迫することが大切です。
鼻血 どれくらい 危険?
大人の鼻血は注意が必要 そのほとんどは鼻の入り口近くのキーゼルバッハ部位からの出血です。 この部位からの出血であれば、多くは大きな心配はありません。 しかし、まれに鼻腔内の奥に通っている動脈から出血している場合もあります。 この場合は出血量も多くなかなか止まらないので、すぐに医療機関へ向かう必要があります。