鼻血は、正しい方法で止血すれば、通常5~10分で止まります。 鼻の中の仕切り(鼻中隔)の粘膜の前の方、ちょうど小鼻の内側あたりには、毛細血管が網の目のように密集した部分があります(キーゼルバッハ部位)。 鼻血のほとんどはこの部分が傷ついて出血します。 したがって、鼻血を止めるにはここをしっかり圧迫することが大切です。
鼻血が止まらなかったらどうしたらいい?
正しい「鼻血の止める方法」1落ち着いて座り、軽く口を開けて呼吸する2前かがみの状態で少し下を向き、親指と人差し指で鼻の付け根を強めに押さえる3押さえる場所が違う場合、血がぽたぽた落ちてくるので、場所を変えながら血が止まる部分を探す4しっかり押さえた状態で20分間圧迫し続けて待つ
鼻血が何日も止まらない?
適切な対応をすればほとんどの鼻血は30分以内には治まり、おおむね問題はありません。 ただし、血液をサラサラにするワーファリンのような抗凝固剤を常用されている方や体質的に血が止まりにくい方は一度鼻血が出るとなかなか止まらず、止血に苦渋する場合があります。
鼻血 止まらない 大量 何科?
まずは、耳鼻いんこう科を受診しましょう。 ※大量に出血し、止血をしても20分以上も止まらない場合は、救急車を呼んでください。
鼻血の止血点は?
鼻血が出た! そんな時みなさんはどこを押さえていますか? 鼻の付け根を押さえたり、首をトントンしたりしていませんか。 正解は「鼻翼」と呼ばれる鼻の横の膨らみ(いわゆる小鼻)です。