2-2.必須脂肪酸の役割 また、必須脂肪酸は、健康を維持するのに重要な栄養素なのです。 さらに、必須脂肪酸は脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)と一緒に摂取することによって、脂溶性ビタミンの吸収率を高める働きをします。 この脂溶性ビタミンが多く含まれる食べ物としては、以下が挙げられます。
必須脂肪酸 なぜ必要?
α-リノレン酸・リノール酸・アラキドン酸は体内で合成できないため、必須脂肪酸と呼ばれています。 これらは動脈硬化や血栓を防ぎ、血圧を下げるほか、LDLコレステロールを減らすなど、さまざまな作用を持っています。
必須脂肪酸 どれ?
脂質の成分である脂肪酸には、体内で作ることができるものと作ることができないものがあります。 このうち、体にとって重要な役割をもつものの、体内では作ることができないため、食事から摂取する必要があるものを必須脂肪酸といいます。 必須脂肪酸には、リノール酸、α-リノレン酸、アラキドン酸、そしてDHA、EPAがあります。
必須脂肪酸 何グラム?
一般には、 0.3-0.5g/kg/日の経静脈投与で必須脂肪酸は補充できるといわれています。
不飽和脂肪酸 体にいい なぜ?
一価不飽和脂肪酸に含まれるオレイン酸はオリーブオイル・アボカドオイル・アルガンオイル・椿油などに多く、悪玉コレステロールを減少させ、動脈硬化や高血圧の予防に効果があるといわれています。 また、腸の働きを活性化し、便秘予防にも効果があります。