脳内の「H1受容体」にヒスタミンが結合してもアレルギー症状が出ることはなく、逆に集中力や判断力が高まります。 しかし、抗ヒスタミン薬を飲むとヒスタミンの働きが妨げられ、集中力が低下して眠気に誘われるのです。 1 апр. 2019 г.
鼻炎薬 眠くなる なぜ?
抗ヒスタミン薬は、くしゃみや鼻水を引き起こす原因となるヒスタミンと呼ばれる化学物質の働きを抑え、くしゃみや鼻水の症状を改善します。 しかし、ヒスタミンには脳を覚醒させる働きもあるため、抗ヒスタミン薬が脳内へ移行すると、こちらの働きも抑えられて、眠気を起こしたり、集中力や判断力が低下したりします。
なぜ薬を飲むと眠くなるのか?
なぜこうした副作用をあわせもつのかと言うと、ヒスタミンという物質は、鼻の粘膜でアレルギー症状を起こすだけではなく、「脳を覚醒させる」という作用ももっているからです。 そのため抗ヒスタミン薬が脳内に入ると、ヒスタミンが脳を覚醒させる作用まで抑えてしまうので、眠くなったり、ぼーっとしたりしてしまうのです。
抗ヒスタミン薬 なぜ眠くなる?
抗ヒスタミン薬によって、脳内のヒスタミンH1受容体による刺激が遮断されると、鎮静作用が現れ眠気を生じます。
アレジオンは眠くなりますか?
アレジオンは、花粉症が原因となる鼻炎のつらい症状を緩和する効果はそのままに、眠気が起こりにくく、口も渇きにくいお薬です。 服用後は、乗物または機械類の運転操作をしないでください。