便秘になると自律神経の働きが悪くなり、全身の血行が悪化します。 その結果、肌の張りやツヤがなくなったり、肌荒れなどの肌トラブルが起こりやすくなったりします。 また、腸内に有害物質が発生して悪玉菌が増えることで、腹部の張りや食欲不振、吐き気、めまい、血便などを引き起こすこともあります。
便秘で死ぬことはありますか?
便秘は命に関わる!? 便秘によって心臓の病気や脳血管の病気のリスクが高まることがわかっています。 4日に1回以下しか排便しない人は、1日1回以上排便する人に比べて、狭心症・心筋梗塞で死亡する危険性が1.45倍、脳卒中で死亡する危険性が2.19倍になります。
便秘の不快感は?
便秘だと思う不快感は人それぞれ違いますが、排便の回数が減り、次のような不快な自覚症状が現れたら便秘の可能性があります。 お腹が張って苦しい。 ガスが溜まっているようでおならがよく出る。 排便をしても、スッキリせずまだ残っているような不快感。
便秘がひどくなるとどうなる?
便秘は生活の質(QOL)を下げるだけでなく、寿命も縮めてしまうことが明らかになってきました。 便秘による腹痛や腹部膨満感などが食欲低下をまねき、栄養状態が悪化してさまざまな機能が落ち、心筋梗塞や脳卒中、寝たきりなどのリスクが高まると考えられています。
どのくらいで便秘?
私たちが食事をしてから便として排泄に至るまで約24〜72時間(1〜3日間)かかります。 そのため、3日以上排便がない状態が便秘とされています。