大腸壁の緊張や、大腸の蠕動運動が低下すると、内容物の通過が遅れて便秘になります。 運動不足や長期臥床などで腸管への機械的刺激が不足したり、大腸の粘膜の感受性が低下することで引き起こされます。 27 окт. 2016 г.
便秘になるとどうなる 看護?
便秘を放置し悪化すると、高齢者では腸閉塞や直腸潰瘍、虚血性腸炎といった合併症のリスクが高まります。
排便コントロール なぜ必要?
排便がないまま放置すると、食べ物や消化液などの内容物が肛門へ移動障害される腸閉塞になり、腹部の張り、腹痛、吐き気、嘔吐が起こり、時間と共に腸の壊死等で、生命にかかわることがあります。 そのため、定期的な排便を促すことが、健康維持には欠かせないことであるとのことでした。
便秘になるのはなぜ?
運動不足、水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが誘因に。 副交感神経の過度の興奮によって腸管が緊張しすぎてしまい、便がうまく運ばれずに、ウサギのフンのようなコロコロとした便になるタイプ。 食後に下腹部痛、残便感などの症状があることも。 また便秘と下痢を交互にくり返すことも多い。
下痢が続くとどうなる 看護?
下痢が続くと脱水を起こす危険性があるため、水と電解質の補給が欠かせません。 とりわけ乳幼児や高齢者には注意が必要です。 口から水分を取ることが難しい時は、点滴で補液します。 頻回の下痢は、陰部の皮膚に対する刺激となって、皮膚の炎症を引き起こします。