扁平上皮細胞は、皮膚・口腔・咽頭・食道など、食べ物や乾燥した空気などが通るためにストレスを受ける場所の細胞です。 さらに喫煙によって大きなダメージを受けます。 気管・気管支・細気管支など空気の通る気管を扁平上皮細胞と言い、そこにできるがんが扁平上皮癌です。
扁平上皮がんどこ?
体を構成する組織のうち、扁平上皮とよばれ、体の表面や食道などの内部が空洞になっている臓器の内側の粘膜組織から発生するがんです。 口の中、舌、のど、食道、気管、肺、肛門、外陰部、腟、子宮頸部などに発生します。
上皮内癌 どこにできる?
ガンと診断された登録者数をみると、ここ数年間上位5部位について は変動がなく、大腸・胃・肺・乳房・前立腺の順番です。 部位別にみる と、診断されたガンのうち上皮内ガンの割合は、子宮頸部63.7%、膀 胱41.1%、大腸21.5%(粘膜内ガンを含む)、乳房11.1%、食道9.8% となっています。
肺腺癌 どこにできる?
肺腺がんが転移しやすい臓器は脳、骨、肝臓、肺、副腎、リンパ節です。 肺転移の場合、肺の中の原発巣とは異なる場所に新たながんが生じます。
扁平上皮癌が発生しやすい臓器はどれか?
扁平上皮癌は食道,肺,子宮頚部などに,腺癌は胃,大腸などに,移行上皮癌は膀胱などに発生します. 非上皮性悪性腫瘍・・・線維肉腫,骨肉腫,脂肪肉腫,血管肉腫,横紋筋肉腫など. 全身の軟部組織のいずれにも発生します.