のどには口蓋扁桃の他にも沢山のリンパ組織が分布しています。 したがって、手術で口蓋扁桃を取ってしまっても、他のリンパ組織が代わりを務めるので、一般的には体に悪い影響はありません。 手術をすれば、ひどくのどが痛くなったり高熱が出る扁桃炎を繰り返すことはなくなります。
扁桃炎 何日休む?
急性扁桃炎を起こすと発熱やのどの痛みのため1週間くらい学校や仕事を休むことになります。
扁桃腺って何日くらい入院するの?
入院は1週間位で、全身麻酔下において手術を行います。 手術時間は1時間以内です。 口の中から手術をするので、身体の外に傷はできません。 扁桃摘出術で最も注意しなければいけないのは、術後の出血です。
扁桃腺 なんの役割?
扁桃腺とは、舌の付け根の両側にあるこぶのようなリンパ組織で、ウィルスや細菌などの病原菌から体を守る免疫の役割を果たしています。 空気中の病原菌は、鼻やのど、扁桃腺に付着することがほとんどで、扁桃腺に付着した病原菌が増殖すると炎症を起こします。 これが扁桃腺が腫れる原因で、多くの場合は発熱を伴います。
扁桃腺の手術はどうやるの?
手術の方法1全身麻酔で行います。2開口器で大きく口を開き、電気メスなどの器具を用いて両側の口蓋扁桃を摘出します。3出血の際は、血管を焼く、糸で縛るなどして止血します。4出血が無いことを確認して、手術を終了します。口蓋扁桃摘出術 - 順天堂大学