ビタミンDの過剰により、高カルシウム血症が起こり、食欲不振、体重減少、多尿、不整脈などの症状がある。 より重症なものでは、血管や組織の石灰化が起こり、心血管や腎臓に障害が起こる。 腎結石の頻度が増す可能性がある。
ビタミンD 過剰摂取するとどうなる?
ビタミンDをとりすぎると、高カルシウム血症が起こり、血管壁や腎臓、心筋、肺などに多量のカルシウムが沈着します。 そのため腎機能障害や食欲不振、嘔吐、神経の興奮性の亢進などの症状が現れます。
ビタミンD 過剰 どのくらい?
それでは、具体的にどれくらいの量を摂取すると過剰摂取になるのでしょうか。 米国がん国立研究所のデータによると、9歳以上の方は1日100μg以上の摂取で健康への悪影響のリスクが高まります。 なお、ビタミンDの過剰摂取が起こりやすいのはサプリメントなどを利用した場合です。
ビタミンDサプリの危険性は?
サプリメント等によるビタミンDの過剰摂取は、血清中のカルシウム値の上昇(高カルシウム血症)につながる。 高カルシウム血症に関連する症状としては、倦怠感や筋力低下といったものから嘔吐や便秘にまで及ぶほか、不整脈や血管の石灰化につながることさえある。
ビタミンD は 何からとるの?
ビタミンというと野菜類に豊富に含まれているイメージのある方もいらっしゃるかもしれませんが、実はビタミンDは野菜には含まれていない栄養素です。 主な摂取源は魚類 で、そのほか肉類や卵類、乳製品やきのこ類など に含まれています。