剥離骨折した部分に痛みや腫れ、皮下出血などが生じるほか、場合によっては剥がれ落ちた骨が元の正しい位置からずれてしまうこともあります。 症状が重い場合、感覚障害や歩行困難をきたすこともあります。
剥離骨折 どう治る?
基本的には、保存的治療により裂離骨片の癒合を図ります。 痛みが生じにくい姿勢をとって、安静に努めることが重要です。 痛みが強い場合は、鎮痛剤を服用したり、歩行に松葉杖を使ったりします。 保存的治療によって、数週間程度での骨癒合が見込めます。
剥離骨折 どんな症状?
剥離骨折の症状 剥離骨折は、強い外力が原因となるため、「骨折の痛み」というよりも、どこかにぶつけたり打ったりした痛みが強く、骨が剥離した痛みはそれらの衝撃による痛みが治まった頃に、じわじわと生じる傾向があります。 症状としては、受傷した箇所が腫れて圧痛があり、内出血を伴うこともあります。
剥離骨折 どこ?
剥離骨折は骨に突然の外力が加わることで生じるため、 踵 かかと や 骨盤 こつばん 、肘、膝など 強靭 きょうじん な筋肉や腱、靭帯が存在する部位で生じることがあります。
剥離骨折の骨がくっつく期間は?
回答 骨折(含剥離骨折)は骨折したところを動かすと骨癒合はおくれるし、骨がつかないこともあります。 また人間の体ですから、ある一定期間は骨はくっつきません。 足首の剥離骨折ですから、普通は3週間から6週間程度のギプス固定(あるいはギプスに代わるもの)が必要でしょう。