骨が完全に断裂しておらず、部分的につながっている骨折です。 いわゆる「骨にヒビが入った」状態ですが、医学的には骨折に分類されます。 骨にヒビが入った程度の「亀裂骨折」や、外見的には変化が見られないものの内部が離断している「骨膜下骨折」などがその典型です。
骨折って何?
「骨折」は、骨が折れたりひびが入った状態のことを言います。 「骨折したことがある」という話は身近なところで耳にするのに、「状態によっては手術する」ことはあまり知られていません。 いざというとき「えっ、骨折で手術?」とあわてないためにも、骨折の原因や手術法など、骨折にまつわる基本を知っておきましょう。
肋骨不全骨折の症状は?
呼吸に関係する構造をしており、体を動かした際や患部を触れたときの痛み、深呼吸や軽い咳でも痛みが出ます。 働き盛りの肉体派のお仕事をしている40代男性が咳き込んで痛めるケースは多いです。 検査結果、症状によっては病院での検査等が必要になる場合があります。
骨ヒビの痛みは?
完全に骨が折れずに、ひびの状態も骨折であり、痛みがあります。 症状は患部の痛み、腫れ、内出血、患部を押したときの痛み(圧痛)、骨折部が動く音(轢音:れきおん)、変形などがあります。 傷のない場合や傷と骨折部がつながってない場合は閉鎖性骨折、傷と骨折部がつながっている場合は開放骨折といいます。
ヒビが入ったらどうなる?
ひびを放置すると… 指の骨にひびが入ったまま放置すると、骨がくっつかないままになってしまうこともあります。 骨がくっつかないままだと、手の動きや神経に影響を与える可能性もあるので、指を強く打ち付けたり、転んだりして痛み・腫れ・内出血などがある場合は、放置せずに病院で診察を受けましょう。