それは、温かい空気より冷たい空気の体積が重いからです。 床に布団を敷いて寝ている場合は、冷たい空気層にあるので寒くなります。 また、戸建ての住宅などの場合、床下から冷たい空気が入り込むと布団が温まらない場合があります。
寝ると寒い なぜ?
体温は、昼間は活動しているため高く、夜になると活動量が減るため下がります。 さらに睡眠中は身体の深部体温を下げて、脳や臓器の働きを休めています。
なぜ寝起きは寒いのか?
人間の体温は昼間に一番高くなります。 寝ている間や、寝起きは体温が低く、昼に向かって高くなり、夜は寝るために体温を下げます。 ですが、冬は外気温が低く、この体温調節がうまくいかないことがあります。 そうなると、朝の体温はさらに低くなってしまい、起きるための体温に達しない事もあります。
布団の中は何度?
厚生労働省のホームページ『e-ヘルスネット』によると、眠りに最適な寝床内環境は「温度33℃(±1℃以内)、湿度50%(±5%以内)」とされています。 人は暑すぎても寒すぎてもよく眠れませんし、湿度が高すぎても乾燥しすぎていても身体に悪影響があります。
羽毛布団はなぜ暖かいのか?
羽毛布団が暖かいのは、ダウンの中に空気層をつくり、そこに熱が蓄えられるから。 1つ1つのダウンのことを「ダウンボール」と呼びますが、ダウンボールに細かく生えている小羽枝(しょううし)は、涼しくなると開き、暖かくなると閉じる性質をもっています。 小羽枝が小さな空気層をたくさんつくるから、羽毛布団は軽くて暖かいのです。