不顕性誤嚥は、病気が原因の神経麻痺や加齢に伴う筋力の衰えにより気管の感覚が鈍くなることや、嚥下反射の低下が主な原因となり、誤嚥をしてもむせが生じずにご本人様や周囲の人が気づかずに誤嚥をしてしまうことをいいます。 25 дек. 2018 г.
不顕性誤嚥 いつ?
不顕性誤嚥が起こるタイミング 寝ているときに起こるのは口腔内の唾液が無意識に気管内に流れ込んでしまう誤嚥です。 実は不顕性誤嚥は寝たきりの方だけでなく健常者に見られます。
むせるとどうなる?
「誤嚥」し、「むせ」が起こっても気管に入った食べ物・唾液を出すことができずに、肺炎を起こすことがあります。 これが「誤嚥性肺炎」です。 特に、体力の低下した高齢者や脳血管疾患の患者様に多いといわれています。 また、はっきりとした「むせ」がなくても「誤嚥」がおこっており、「誤嚥性肺炎」となることもあります。
嚥下障害 誤嚥 なぜ?
口にいれた食べ物を自然に“ごっくん”と食道へと送り込むことを、「嚥下」反射といい、この嚥下反射がうまくできなくなることで、食べ物が気管に入ってしまうことを「誤嚥」といいます。 加齢や疾患などで、飲み込む力が低下し、“嚥下障害”になると、“誤嚥”を日常的に繰り返してしまうといわれています。
唾液分泌低下 誤嚥 なぜ?
食べないで口を使わないと、唾液の分泌が減り、また鼻腔・咽頭からの分泌物も嚥下されにくいため、口腔や咽頭は食べているとき以上に汚染し細菌が繁殖しやすくなります。 夜間そのような分泌物を誤嚥したり、胃からの栄養物が逆流して誤嚥したりすると、肺炎を起こしやすくなります。