安静の状態でおよそ1分間に50~100回程度拍動しており、1日にすればおよそ10万回以上におよびます。 不整脈というのはそのリズムが崩れる状態のことです。 不整脈には大きく分けて3つに分類されます。
不整脈 何回?
拍動が異常に速くなるタイプで「頻拍」と「細動」の2つに分けられ、動悸や胸の痛み、不快感、失神など様々な症状が起こります。 「頻拍」は拍動が1分間に100回以上になる不整脈。 「細動」は電気信号が1分間に250回以上送られますが、信号が速すぎて心臓が追いつかず、拍動が不規則で弱くなるものです。
何回まで大丈夫期外収縮?
一日10万回の脈のうち数十から数千回までの期外収縮は誰にでもある正常範囲の脈の一つですので特に心配しなくて大丈夫です。 一日一万回を超える期外収縮であっても心疾患を認めない場合は経過観察で問題ありません。
頻脈性不整脈 何回?
脈が不規則に打つ不整脈のうち、正常よりも脈が速くなることを頻脈と言います。 正常な脈拍は1分間に60~100回程度とされていますが、1分間の脈拍が100回以上の場合に頻脈とみなされて、これが120回以上の時には病気が原因で起こっていることが疑われるため、精密検査が必要になります。
動悸 何回も?
1分間数えるのは大変なので15秒間数えてその数を4倍しましょう。 15秒間に15回触れれば60回/分、20回なら80回/分、25回なら100回/分という具合です。 一般的に脈拍が1分間に100回以上になると頻脈といいますが、これは安静にしているときのことです。