多くのぶどう膜炎の治療の基本はステロイド点眼薬ですが、局所治療だけでは良くならない場合や炎症が強い場合には、ステロイド内服薬が用いられます。 炎症の程度やぶどう膜炎の原因となる疾患によって使い方が変わってきます。 副作用の発現には注意が必要ですが、適切に使用すれば効果の高い薬です。
ぶどう膜炎 どのくらいで治る?
この病気は3~6ヶ月で症状が収まってかなり良い視力に回復することが多いようです。 しかし、まれに2~3年にわたってブドウ膜炎が続き、視力が悪くなることがあります。 治った跡の眼底の色が特徴的で、非常に明るい眼底になります。
ぶどう膜炎とアルコール?
- ぶどう膜炎と診断されたら気をつける事はありますか? 眼球内に炎症がおきているので、基本的には安静が必要です。 たとえばスポーツ、飲酒などは控えていただきたいです。
感染性ぶどう膜炎 原因?
① 感染によるぶどう膜炎(感染性ぶどう膜炎) 細菌・結核菌・真菌(カビ類)・ウイルス(ヘルペスウイルス、サイトメガロウイルスなど)・寄生虫(トキソプラズマ・トキソカラなど)により引き起こされます。
虹彩炎の治し方は?
治療にはステロイド剤などの抗炎症薬が使われます。 点眼薬が中心ですが、内服薬や眼の周囲への注射、点滴が必要なこともあります。 感染が原因であれば抗生物質や抗ウィルス薬も必要です。 また、全身疾患が原因にあればその治療も必要になります。