黄色ブドウ球菌は、ヒトや動物の皮膚、消化管内などの体表面に常在するグラム陽性球菌である。 通常は無害であるが、皮膚の切創や刺創などに伴う化膿症や膿痂疹、毛嚢炎、セツ、癰、蜂巣炎などの皮膚軟部組織感染症から、肺炎、腹膜炎、敗血症、髄膜炎などに至るまで様々な重症感染症の原因となる。
ブドウ球菌 どこから感染?
黄色ブドウ球菌の感染経路は? 感染者の咳やくしゃみによる飛沫感染や、飛沫がついたドアノブなどを触った手で鼻や口、傷口を触ることに寄る接触感染により感染が広がります。
SSSS ぶどう球菌?
ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)とは、熱傷を負ったときのように皮膚に水疱が生じて剥がれてしまう病気で、ブドウ球菌による皮膚感染症に対する体の反応として起こります。 皮膚の水疱と剥離以外の症状として、発熱、悪寒、脱力感がみられます。
ブドウ球菌 何に入ってる?
様々な食品が原因食となる可能性を持っており、にぎりめし、寿司、肉、卵、乳などの調理加工品及び菓子類など多岐にわたっています。
ぶどう球菌 症状?
ブドウ球菌食中毒の症状としては通常、汚染された食べものを食べてから約2~8時間後に、強い吐き気と嘔吐が急に始まります。 その他の症状には腹部けいれんや下痢などがあり、ときに頭痛や発熱が起こります。