黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus) この細菌は、食中毒の原因となるだけでなく、おでき、にきびや、水虫等に存在する化膿性疾患の代表的起因菌です。 そのため、健康な人でものどや鼻の中などに高率で検出され、動物の皮膚、腸管、ホコリの中など身近にも存在しています。
ブドウ球菌 どこから感染?
黄色ブドウ球菌の感染経路は? 感染者の咳やくしゃみによる飛沫感染や、飛沫がついたドアノブなどを触った手で鼻や口、傷口を触ることに寄る接触感染により感染が広がります。
ブドウ球菌 何度?
最適の増殖温度は35~37℃であるが、増殖可能の温度範囲は6.6~45.5℃と幅が広い。 しかし、毒素産生は20℃以上で行われる。 耐塩性があって、7.5%の食塩培地に増殖する。
ブドウ球菌はどこにあるのか?
菌のいる場所 健康な人でも約30%の人は、手指や鼻腔、消化管などにこの菌をもっているといわれています。 特に化膿した傷に多くいるので、調理する人の手や指に化膿しているような傷口がある場合には、食品を汚染する確率が高くなります。
ぶどう 腹痛 吐き気?
まず、ブドウ球菌に汚染された食品を食べた後、唾液の分泌が増加してきます。 次いで、少し遅れて吐き気・嘔吐がおこり、少し遅れて腹痛・下痢をおこします。 軽症の場合は下痢はなく吐き気・嘔吐のみで留まることもあります。 発熱することはあまりありません。