黄色ブドウ球菌は食中毒菌としてもよく知られており、この菌に多量に汚染された食品(一般に1g当たり10**6個以上)を食べると、1~5時間の潜伏期間の後に、吐き気・嘔吐・腹痛・下痢などの症状が現れます。 ただ、重篤になることは少なく、数時間から2日で症状は改善すると言われています。
ブドウ球菌 何日?
一般に症状は軽く、一過性で1~2日で回復し、死亡例はほとんどありません。 ブドウ球菌にそのものに対して抗生剤は有効です。
食中毒 いつまで続く?
吐き気、嘔吐、下痢が多く、発熱は稀です。 大体、2〜3日で全快します。 抗菌薬などは効果がなく、水分摂取を中心とした対症療法になります。 食中毒性の下痢に対する治療は共通で、下痢を止めてしまうと逆に毒素や細菌が排出されず、症状の回復が悪くなると言われています。
黄色ブドウ球菌 嘔吐 いつまで?
黄色ブドウ球菌による食中毒では悪心・嘔吐は必発症状で、嘔吐回数は摂食した毒素量により異なります。 通常、24時間以内に改善し、特別な治療は不要とされていますが、脱水症状や血圧の低下、脈拍微弱などを伴った症状により重症化する場合もあります。
ブドウ球菌 いつ治る?
最低4-6週間程度の点滴薬による治療が必要になります。 血液の検査で、血液のなかに黄色ブドウ球菌がいないことが確認されれば、通常、治療はうまくいく方向になります。