基本的には肘の内側にある正中皮静脈から採血します。 この場 所は①痛みを感じる痛点が少ない②皮下脂肪が多く筋肉が少ない ので柔らかく刺しやすい、などの理由から採血に適しています。
犬 血液検査 どこに打つ?
犬の採血は後ろ足の外側伏在(がいそくふくざい)静脈、首の頸静脈、前足の橈側皮(とうそくひ)静脈から実施し、猫の場合は、後ろ足の大腿静脈、首の頸静脈、前足の橈側皮静脈から実施します。 犬と猫では後ろ足の採血部位、さらには採血姿勢も異なります。
採血 静脈 どこ?
静脈血採血は一般的に、表在静脈である肘関節屈側の肘正中皮静脈、尺側皮静脈、橈側皮静脈で行われる。 これらの部位で採血が困難な場合は、手背静脈から採血することもある。
注射 血管 どこ?
③静脈注射に用いられる血管 静脈注射は、上肢では肘正中皮静脈、前腕正中皮静脈、尺側皮静脈、撓側皮静脈、ある いは手背の皮静脈に行います。
採血 1本 何ミリ?
小さな採血管1本が2mlで、本数の多い場合でも約20mlの採血量です。 200ml献血と比べても10分の1くらいの採血量です。 また血液は毎日新しく作られています。 検査科では、出来るだけ少ない量で必要な検査が行えるよう努力していますので、ご理解ください。