30度側臥位にすると、骨の突出のない殿部の筋肉で体重を支えることが可能であり、さらにベッドとの接触面も広いために体圧を分散させることができるからです。 30度側臥位を保持するためには、大小様々なクッションを利用します。 9 апр. 2020 г.
側臥位のポイントは?
側臥位のポジショニング例下側の腕を前に出して圧迫されないようにする上側の腕の下にクッションを入れベッドマットとの隙間を埋める(肩、肘、手の高さが同じ)上側の足を曲げクッションを入れ、上下の足が交差しないようにする(股、膝、足の高さが同じ)
側臥位の注意点は?
側臥位(そくがい、lateral position)とは横を向いて寝た状態を指す。 自分自身で体位変換が可能な患者においては問題とならないが、全身麻酔下の患者や集中治療室の患者、脳梗塞後で片麻痺がある患者などでは褥瘡や神経障害といった合併症を招く恐れがあるため注意を要する。
側臥位の楽な姿勢は?
顔は上を向いて、あごを突き出さないようにし、手足は自然な感じに置きます。 また、手にはタオルを丸めたもの、ひざの下にクッションを入れることで、全身の緊張を和らげることが出来ます。 左側臥位は右側にクッションを入れます。 また、両足の間に大きい枕を入れ、膝の重なりによる圧迫を予防します。
良肢位のメリットは?
ポジショニングにおける良肢位とは 自力で身体が動かせなくなった場合に、日常生活における支障を最小限に抑える角度のことです。 筋肉や関節にかかる負担が少ないので、関節の可動域の低下を防ぎます。