腸管の炎症(腸管のむくみ) 腸管に炎症が起こる事で、その腸管壁の組織中に含まれる滲出液(組織液)が腸管内に滲み出てしまい、便の水分含有量が増える事で下痢を発症します。
浮腫 下痢 なぜ?
栄養不良状態あるいは低アルブミン血症 栄養不良状態があれば、血中の蛋白質濃度が低下し、低アルブミン血症という状態になります。 低アルブミン血症になると、血管から水がしみでやすくなるために、体がむくみ、腸も浮腫を起こします。 それに伴い下痢が続くことがあります。
腸蠕動 下痢 なぜ?
④蠕動(ぜんどう)運動性下痢 腸は食べた物を口側から肛門側に移動させるために蠕動運動を繰り返しています。 その蠕動運動が活発すぎると、食べた物が短時間で腸を通過してしまい、水分吸収が不十分になって下痢を起こします。
腸蠕動音 亢進 下痢 なぜ?
蠕動運動の亢進により食物が短時間で腸管を通過し、水分の吸収が十分行われずに下痢を生じます。
下痢 脱水 なぜ?
まず、体重の1%の水分を失うとノドが渇きはじめ、さらに体重の3~5%ほどの水分を失うと頭痛やめまいなどの症状が出始めます。 それ以上の水分を失うと死にいたることもあります。 下痢の時には、体内の水分と電解質が失われ、脱水症状になりますので、その補給が必要です。 刺激物を避けて温かいものが基本です。