・1日3回前後で必要量を投与します。 ・認容性をチェックしながら投与時間の短縮も考慮します。 ・空腸瘻は原則的には少量持続投与ですが、消化管が経腸栄養に慣れてくれば、3-4時間投与は可能となる場合もあります。 ○ 持続投与 ・空腸瘻や経鼻十二指腸、空腸カテーテルを用いて小腸に注入する場合に行う方法。
胃ろう いつから?
1875年に初めて全身麻酔で開腹手術が行われました。 その後様々な研究が重ねられ、1979年には米国で小児患者のために胃内視鏡で胃ろうの手術が行われました。 この手術がいわゆる「PEG (percutaneous endoscopic gastrostomy)」です。
胃ろう どれくらい生きられる?
胃ろうの平均的な余命は約3年と考えられています。 胃ろうをすることで、寝たきりから起き上がれるようになったり、食事が続けられたりすることで元気になる方も多いです。
胃瘻 何時間?
注入速度に気をつけ、200mlを約1時間位の目安で注入します。 必要に応じてポンプを利用する場合もあります。 薬を注入する前には40℃くらいのお湯を注射器に取り、カテーテルに流して栄養剤が残らないようにしておきます。 薬は40℃くらいのお湯約20mlで完全に溶かし、栄養投与が終了するまでには、用意しておきましょう。
腸瘻 どんな人?
腸ろうはお腹に小さな穴を開けて小腸までカテーテル(管)を通し、そこから栄養をとる方法です。 対象となるのは脳や神経、顔やのどの病気で口から栄養をとることが難しい人や、誤嚥(ごえん)による肺炎を繰り返している人です。