成長ホルモンの治療を開始すると、身長増加は約1.5~2倍になります。 たとえば、成長ホルモン治療を開始するまでは1年間に4cmしか伸びていなかった場合、6~8cm伸びます。 これだけ伸びたとしても、標準身長に追いつくには何年もかかります。
成長ホルモン 分泌 いつから?
3歳頃から分泌され始める成長ホルモンの量には、個人差があります。 その量が少ないと、周囲と比べても明らかに身長が低いなど、成長に大きく影響が出てきます。
成長ホルモン どれくらい伸びる?
成長ホルモン療法を開始すると、成長ホルモン分泌不全性低身長症のほとんどの子どもで成長が促進されます。 治療前に年間3~4cmだった伸びが、治療開始後の最初の1年間では平均8cmほどの伸びを示します。
成長ホルモン 分泌 いつまで?
骨年齢が男子17歳以上、女子15歳以上になると、骨端線が閉鎖し、成熟した大人の骨になり身長の伸びが止まります。 それが「成人身長」です。 成長率が低下して「成人身長」になると、成長ホルモンによる治療は終わります。
成長ホルモン 注射 何センチ伸びる?
健常者では成長ホルモンは夜間寝ている間に出ていますので、通常、毎日決められた量を寝る前に皮下注射します。 成長ホルモン注射の効果がある場合、治療は2〜3年にわたり、年間の身長がそれまでよりプラス2cm以上伸び、子どもによっては年間10cm以上伸びることがあります。