成長板の位置 成長板(ピンク色の線で示されています)は、長管骨(腕や脚の骨など)の端部の近くにある軟骨の領域です。 小児の骨を伸ばす働きがあり、この働きが止まると、身長もそれ以上伸びません。 軟骨は骨より弱いため、成長板は特に骨折しやすい部位です。
成長軟骨 どこにある?
骨の末端近くにある「成長板」(骨端線とも呼びます)には軟骨細胞が存在し、これが増えることで骨が長くなり、身長が伸びます。 思春期が終わる頃には、この軟骨細胞が骨の細胞に置き換わるため、この段階で成長が終了するわけです。
骨端軟骨 どこにある?
骨端軟骨は成長期の骨の骨幹部と骨端部の間にみられる軟骨で、骨端軟骨が骨化することにより骨が成長していきます。
骨幹端 どこ?
骨幹のうち骨端に近接する通常太い部分を骨幹端とよぶことがある。 骨端の関節面は硝子軟骨の薄い層で覆われており、他の骨と関節する場合に摩擦を軽減するのに役立っている。 骨幹端は、骨端軟骨に接する骨幹の端で、この部位で骨端軟骨によって骨の長さの成長が行われる。
身長 どこの骨?
一言でいえば、背がのびるのは、足の骨(ほね)や背骨(せぼね)がのびるからです。 骨にはとなりの骨と連結しているところに、軟骨(なんこつ)というやわらかい部分があります。 骨がのびるときは、まずこの軟骨が大きくなります。 軟骨は、先に成長したところから順にかたくなり、それが骨となって、少しずつ骨が大きくなっていくのです。