おなかの中の赤ちゃんの肺の代わりに働いているのは胎盤です。 胎盤を介して、必要な酸素を取り込み、いらなくなった二酸化炭素を排出しています。 その一方で赤ちゃんは羊水を肺に取り込んで出すといった「呼吸様運動」をして、呼吸の練習もしています。 5 сент. 2019 г.
赤ちゃんはどうやって息をして?
肺を包んでいる胸郭がふくらむと、空気は鼻から気管・気管支をとおって肺をふくらませながら入るのです。 横隔膜が上がって胸郭がしぼむと、呼気として空気を吐くのです。 そして胎児は、ちょうどこの呼吸運動のように胸を動かして、羊水を肺のなかに入れたり出したりしています。
胎児はなぜ息をしないのか?
おなかの中の赤ちゃんの血液の流れは大人と違っていて、肺へはほとんど血液が流れていません。 そのため、肺を通らない胎児用のルートで心臓と脳に酸素を多く含んだ血液を循環させています。 おなかの中の赤ちゃんの肺の代わりに働いているのは胎盤です。 胎盤を介して、必要な酸素を取り込み、いらなくなった二酸化炭素を排出しています。
赤ちゃんはどうやって人の形になるのか?
おなかの中の赤ちゃんは妊娠から約1ヶ月の間にタツノオトシゴのような形から、頭と胴体の区別がつき、手足が伸びて尾がなくなり、だんだん人間らしい姿になります。 これは生命が誕生してから現在までの過程(細胞、魚、両生類、は虫類、鳥類、ほ乳類)を一気にたどっているかのような、とてもドラマティックな移り変わりです。
赤ちゃんがお腹にいるのは何ヶ月?
生まれてくるまでおよそ38週間、赤ちゃんはお母さんのおなかの中にいます。